ごほうびが習慣化しちゃったけど…まあいっかと思ってる話

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「今日も1日おつかれさま、わたし!」
そんな気持ちで、ついついコンビニスイーツやちょっと高めのカフェドリンクに手が伸びる…そんな“ごほうび”ルーティン、ありませんか?

最初は「特別な日だけ」って決めていたのに、いつの間にか毎日になってた。
しかも、「あれ?まあいっか、今日も頑張ったし」って、自分に言い訳しながら。でも本当はちょっと気になってる…そんなママ・パパ、多いんです。

育児って、もう本当に体力も気力もすり減るし、「誰かに褒めてほしい~!」って毎日思う。

だから、自分で自分に“ごほうび”をあげるのって、悪いことじゃないんですよね。
だけど、「ごほうびが習慣化して、ちょっと罪悪感…」「家計にも響いてる?」そんな悩みもちらほら。

この記事では、子育て中にありがちな「ごほうび習慣」の心理と仕組み、そしてそれを“味方”にする方法までやさしく解説していきます。
「やめるべき?それとも続けていい?」そんなモヤモヤを一緒に整理しましょう!

ストレスの多い育児生活に「快」を取り入れる必要性

育児って、本当に毎日がフル回転。子どものお世話、家事、時にはパートや在宅ワークもこなして、「今日、自分のことに使った時間って何分あった?」と疑いたくなる日も多いですよね。

そんな中で、「自分へのごほうび」として甘いものやカフェタイムを取るのは、単なる“ぜいたく”ではありません。これは、自分自身を癒すために欠かせない“快”の時間なんです。

人はストレスがたまると、脳内のホルモンバランスが崩れ、イライラや不安が増します。

特に育児中は、泣き声や夜泣きなど、五感にダイレクトにストレスがかかる場面が多く、心がすり減りがち。

その中で「ちょっと美味しいものを食べる」「自分の好きな香りに包まれる」などの“快”刺激は、脳をリラックス状態に導いてくれるんです。

実際、心理学では「強化子(きょうかし)」という言葉があり、これはある行動をした後に得られる“ごほうび”が、その行動を繰り返す動機づけになるというもの。
つまり、「頑張った!→スイーツ♪」という流れは、自分のモチベーション維持にもつながっているということです。

「ただの甘やかし?」と感じるかもしれませんが、むしろ逆。適切に“快”を取り入れることは、育児という長距離レースを走りきるために、とても理にかなった方法なのです。

“プチごほうび”は自尊心を支えるセルフケアの一環

「ちょっと高めのお菓子を買う」「夜の寝かしつけ後にこっそりアイスを食べる」――そんな“プチごほうび”って、たった数百円のことなのに、心がスッと軽くなったりしませんか?
実はこの“ちょっとだけ贅沢”な行為こそ、自尊心を支えるセルフケアとしてとても大切なんです。

育児中の生活って、「できて当たり前」「やって当然」っていう空気に包まれがち。誰も褒めてくれないし、失敗した時だけクローズアップされる…。そんな中で、自分を認める手段のひとつが「ごほうび」なんです。

心理学では、“自己効力感(self-efficacy)”という言葉があります。これは「自分はちゃんとやれている」という感覚のこと。小さなごほうびは、この自己効力感を育てる働きがあるんです。「今日もやりきった自分、えらい!」って、自分で自分を褒める。これって、自己肯定感を高める近道なんですよね。

ただし、「プチ」であることが大切。例えば毎日1,000円以上のスイーツやショッピングをしてしまうと、それは依存的なパターンに近づいてしまいます。
大事なのは、「これは自分の心と体を守るためのセルフケア」と位置づけて、無理のない頻度と予算で楽しむこと。

「わたしばっかりごほうびもらっていいのかな?」と思うこともあるかもしれません。でも、ママやパパが笑顔でいられることが、結果的に子どもにもいい影響を与えるんです。だから、自分のごほうび時間を“肯定”していいんです。

「今日も頑張った」にごほうびを添えることで達成感が生まれる

毎日こなしている育児タスクのひとつひとつ、本当はすごく大変なことばかり。だけど、それが「日常」になってしまうと、誰も評価してくれないし、達成感も感じにくくなっていきますよね。

「オムツ替えただけでしょ?」「料理して当たり前でしょ?」――そんな無言のプレッシャーに囲まれていると、「今日も何もできなかった…」と自己否定が始まりがちです。

そんなとき、“ごほうび”という形で自分に一区切りをつけてあげると、心に“完了マーク”がつきます。
たとえば「今日も一日、泣かずに頑張った。だからチョコ一粒!」とか、「夕飯をちゃんと作れたから、ドラマを30分観よう」といったごほうびは、まるで脳の“チェックリスト”を満たすような働きをしてくれるんです。

この「ごほうび=報酬」は、脳内でドーパミンという快楽物質を分泌させます。この物質は、「やる気」「達成感」と深く関係していて、「頑張った→嬉しい→またやろう!」というポジティブなサイクルを生み出してくれるんです。

つまり、小さな“ごほうび”を設定することは、日々の育児の中に“達成感”という感情を呼び戻すための、立派なスイッチなんですね。

自分で自分をほめてあげられる人は、しなやかで強い。ママ・パパというハードな役割をこなす中で、そういう小さな“やったね!”を積み重ねていけるようになると、心がだんだんとラクになっていきます。

罪悪感を感じずに「わたし時間」を楽しむための工夫

「これって贅沢しすぎかな?」「家計を圧迫してるかも…」
そんな罪悪感が、ごほうびの時間をちょっと苦い気持ちにしてしまうこと、ありますよね。特に育児中は、自分のことより子どもや家族を優先しがち。だからこそ、自分のための“わたし時間”に罪悪感を抱くのは当然とも言えます。

でも、ここで大事なのは「ルール化」です。
ごほうび時間を“なんとなく”取るのではなく、「この曜日のこの時間は○○する」「月に○回までOK」などと自分の中でルールを決めておくことで、罪悪感を減らし、むしろその時間を堂々と楽しむことができるようになります。

たとえば――

  • 火曜と金曜は、お昼寝後にカフェタイム10分!
  • 月に1回、夜ドラマを1人でゆっくり観る時間を死守!
  • 予算を決めて「プチごほうび費」を家計に組み込む!

こうしたルールは、子育てと自分時間の“境界線”を明確にしてくれます。曖昧なままだと「本当に必要だった?」「これで良かった?」とモヤモヤが残ってしまいますが、ルールがあれば、自分で「いいよ」と言えるんです。

さらに、“プチごほうび”を育児にも応用するのもアリ!たとえば「子どもと一緒におやつ作り→一緒に楽しむ時間」も、ごほうびタイムに変身。親子で楽しめて、自分も癒される。まさに一石二鳥ですね。

ごほうびを「自分勝手な行動」と考えるのではなく、「健やかに育児を続けるための栄養補給」と捉えて、自分らしく楽しんでみましょう。

「ごほうび習慣」って本当に悪いこと?やめるべき?

習慣化のメリットとデメリットを見極める

「気づけば、毎日同じごほうびを楽しんでる…」
この“習慣化”に、なんとなく不安を感じる方も多いですよね。「これって依存じゃない?」とか、「やめなきゃマズいのでは…」と罪悪感がちらつくことも。

でも、習慣化には決して“悪い側面”ばかりではありません。むしろ上手に取り入れれば、育児中のメンタル安定に大きく役立つんです。

まず、メリットとして挙げられるのが、「ごほうびがあるから今日も頑張れる!」というリズムができること。
この“予測できる楽しみ”があると、人の脳はストレスに強くなり、気持ちにも余裕が生まれます。特に育児のようにルーティンが連続する日々には、こうした“潤いポイント”が必要不可欠。

一方で、デメリットとして注意したいのが、“依存”に近づいてしまうパターン。たとえば、「ごほうびがないとやる気が出ない」「ごほうびの額や回数が増えていく」など、無意識にエスカレートしてしまうと、かえってストレスの原因に変わってしまいます。

また、金銭的・健康的にも負担になってきたと感じたら、それは見直しのサイン。
「何のために始めたごほうびだったっけ?」と立ち止まり、ルールの再設定をすることで、“気持ちよく習慣化”していく方向へシフトできるはずです。

習慣って、ただ繰り返しているだけではなく、「自分にとってプラスかどうか?」を定期的にチェックすることが、心地よい継続につながります。

「やめなきゃ」と思う前に見直したい視点

「こんなに毎日ごほうびを与えてていいのかな?」
「そろそろやめた方がいいかも…」
そんな風に、自分の“プチ習慣”に対してモヤモヤした気持ちが湧くこと、ありますよね。でも、ちょっと待ってください。それ、本当に“やめる”必要、ありますか?

多くのママ・パパが見落としがちなのが、「そのごほうびが、どれだけ自分を支えてくれていたか」という視点です。
やめようとする前に、まずは「その習慣がどんな役割を果たしているのか?」をしっかり見つめてみましょう。

たとえば、1日200円のカフェラテ習慣。
家計的に厳しいと感じるなら、週2回に減らす、コンビニコーヒーに変える、といった工夫で無理なく続けられるように調整する方法もあります。

また、「甘いものばかりで健康が心配…」という場合も、ヨーグルトやナッツ、小さめスイーツに置き換えることで罪悪感を軽減できます。「ゼロにする」よりも「調整する」ことで、心のバランスは保ちやすくなるんです。

この視点で大切なのは、“やめるか、続けるか”の二択ではなく、“どうやって付き合っていくか”という第三の選択肢を持つこと。
むしろ、上手に続けていくことで、育児の疲れをやわらげ、日常に心の余白を作ってくれる存在になるはずです。

大切なのは、他人の目ではなく、“わたしにとって”そのごほうびがどんな意味を持っているのか。見直すことで、もっと健やかに自分を満たすごほうび習慣へと進化させていきましょう。

「まあいっか」が導く、ちょうどいいごほうび習慣のすすめ

“ゆるさ”は育児生活のバランサー

育児の現場にいると、つい「ちゃんとしなきゃ」「完璧にやらなきゃ」と自分を追い詰めてしまいがちですよね。SNSではキラキラした育児ライフが並び、他の家庭と比べて落ち込むことも…。

でも、そんなときこそ必要なのが“ゆるさ”です。
「まあいっか」と一息つける気持ちが、実は育児生活を安定させてくれる大きな力になります。

ごほうび習慣も、その“ゆるさ”を取り戻すためのバランサー。
ちょっと疲れたとき、「お菓子食べよう」「スマホで動画観よう」と思えること。それは“サボっている”のではなく、心と体を守るための自然な自己防衛です。

むしろ、こういったごほうびがなかったら、どうなっていたでしょう?毎日イライラがたまって、子どもにも八つ当たりしてしまったり、自己嫌悪に陥ったり。そうなる前に“ガス抜き”をすることは、予防にもつながるんです。

そして何より、ごほうびによって「よし、また明日もやってみよう」と前向きな気持ちを取り戻せるなら、それは素晴らしい“戦略”です。

育児に“完璧”なんてないんです。ちょっと手を抜いたり、ちょっと甘やかしたり。そうやって「自分なりのペース」を大切にすることが、長く続けるコツ。

“ゆるさ”は決して弱さではなく、育児を走り続けるための知恵。ごほうび習慣は、その知恵のひとつとして、これからも味方にしていきたいですね。

ごほうびを「自分を整えるツール」として活用しよう

「ごほうび」と聞くと、“甘え”や“逃げ”のようにネガティブに捉えてしまう方もいるかもしれません。ですが、視点を変えてみると、ごほうびは立派な“自分を整えるツール”になり得ます。

毎日がんばり続けていると、人の心は必ずどこかで疲れます。特に育児のように、休みのないタスクが続く日常では、メンタルのコンディションが崩れがち。だからこそ、自分の状態を整えるための“戦略的な休息”が必要なんです。

たとえば――
・お気に入りのカフェで10分だけぼーっとする
・寝かしつけ後に、キャンドルを灯して深呼吸
・音楽を聴きながらチョコレートを1粒だけ

こうした時間は、“目的のない贅沢”に見えるかもしれませんが、実は「気分をリセットする」「心をフラットに戻す」という大きな役割を果たしています。

ごほうびは、外側からの評価を得るためのものではなく、“内なる自分”を整えるための道具です。「これをすると、わたしの機嫌がよくなる」「また頑張れる」――それだけで十分な理由になります。

そして忘れてはいけないのが、自分の機嫌を上手に取れる人は、育児にもゆとりを持って関われるということ。ママやパパの心の余裕は、そのまま家庭全体の空気にも影響します。

だから、ごほうび習慣は“逃げ”じゃなく、“調律”なんです。
自分という楽器をちょうどよく保つための、大切な“チューニング”。この感覚でごほうびと向き合えば、罪悪感を持つ必要なんてまったくありません。

【まとめ】“ごほうび”は、育児の中で自分を見失わないための道しるべ

子育ての日々は、終わりのないマラソンのようなもの。
そんな中で、気づけば習慣になっていた“ごほうび”が、実はあなたの毎日を支えていたのかもしれません。

大切なのは、「やめるか、続けるか」ではなく、「どうやって続けていくか」。
金額でも回数でもなく、“わたしの心にちょうどいいかどうか”が、そのごほうび習慣の本質です。

ほんの少し意識を向けて、自分のルールでごほうびと向き合う。
そんな風に自分の機嫌を取れるママ・パパは、育児も人生も、きっともっと軽やかに楽しめるはず。

「まあいっか」で終わらせず、「わたしにとってこれが必要なんだ」と胸を張って言える。
そんな“ちょうどよさ”を、これからも大事にしていきましょうね。

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