【専業ママ側】ワーママより専業主婦の方が楽だと思う理由とは?
こんにちは、ののみです。私は現在6歳、4歳、2歳のこどもを育てる専業主婦です。
私は、学生時代からアルバイトを掛け持ちし、妊娠するまでは仕事をずっとしていました。
こどもが生まれる前は、専業主婦になろうという気持ちは0に近いほどありませんでしたが、様々な事情から専業主婦を選択しています。
同じ時期に妊娠・出産をした友人たちはバリバリ仕事をしているワーママが多く、久しぶりに会うと
「専業ママなんてすごいね!」
「一日中子育てをしてるなんて尊敬する!」
と口を揃えて言うのですが、私個人としては専業ママの方が自分に合っていたと思っています。
そこで本記事では、専業ママになった私が思う専業主婦の方が楽だと思う理由や、専業ママを選択した私の仕事歴、経済的な事情などを書いていきたいと思います。
家庭の状況やパートナーとの関係性、こどもの発達段階・性格など、個々の違いによって大変さは違ってくるので、一つの例として読んで頂けますようお願い致します。
この記事を書いた人
- 30代3児のお母さん
- 社会に出るとポンコツな専業主婦
- 旦那さんが大好きすぎる妻
- 家事全般や裁縫は割と好き
- 保有資格:社会福祉士、介護初任者研修、運転免許
- 育児・ママ友・夫婦関係・義実家付き合いなどを投稿
- 主婦の気ままな雑記ブログ
専業ママになった私が思う専業主婦の方が楽だと思う理由
私がワーキングマザーより専業ママの方が楽だと思う理由は、シンプルに「向いていたから」が大前提にあると思っています。外で仕事をするより子育てや家事をしている時間の方が好きだったからです。その上で、具体的にどんな点で、楽だと感じていたのかを説明していきます。
- 周りの目を気にせずに物事を進められる
- 決定権が自分にある
- 時間の使い方を自分で決められる
専業主婦の方が楽だと思う理由❶周りの目を気にせずに物事を進められる
職場にいると、たくさんの人に囲まれながら仕事をしますよね。私自身、昔からとにかく周りの視線や気持ちを汲み取りすぎてしまうので、職場に行くだけでもどっと疲れてしまっていました。
緊張とストレスからか、毎月ほぼ必ず高熱が出るほどの胃炎に。
家の中なら、自分とこどもだけなので周りの目を気にせずに家事や育児に取り組むことができ、とてもリラックスした状態で日々を過ごせたことが良かったです。
専業主婦の方が楽だと思う理由❷決定権が自分にある
仕事をしていた時は、上司の指示に従って業務をこなしていく日々だったので、専業主婦になってからは"自分で決められる楽しさ"を知りました。
ののみ家の大黒柱の夫は、自身の仕事を天職というくらい、仕事が大好きで生きがいで人生の中心は仕事にあるような人です。どんなことがあっても仕事だけは休みません。
そのため、家庭での家事育児の決定権は全て自分にありました。ワンオペ育児にはなりますが、こどもの繊細な気もちを考慮しながらお風呂やご飯のタイミングを計ったりするのは、育児する上で楽しいと感じることでもありました。
また育休に入った当初は「お金を稼がない事=自立していない」そんな風に悩んでしまった時期でもあったため、"家のことを任せてもらえる"という事が自分の存在意義にもつながっていたと思います。
専業主婦の方が楽だと思う理由❸時間の使い方を自由に決められる
仕事をしていると、休憩時間が決まっていたり、業務の内容も時間によって違ったりしますよね。
専業主婦になってからはそういった時間の使い方は自分次第で決めることができました。
しかし、これは一番下の子が3歳を目前にしたから言えることかもしれません笑
第三子が生まれた直後は、新生児のお世話をしながら2歳、4歳の育児に追われていたため、時間の使い方も何もありませんでした。ご飯を食べる時間、寝る時間、体を休ませる時間。生きるために必要な時間が足りない、、、そんな気持ちで過ごしていたので毎日ボロボロでした。
専業ママを選択した私の仕事歴
さて、ここまで専業主婦が楽だと思う理由を述べてきましたが、過去にハードワークをした経験があったからこそ、専業主婦が向いていると気付いた部分も大きいです。
現在専業ママ7年目に突入した「ののみ」の仕事歴を簡単にご紹介していきます。
- 高校入学直後からアルバイトを二つ掛け持ち
- 大学入学後アルバイトを三つ掛け持ち
- 大学卒業後は正社員として週5日働きながら休日はアルバイト
学生時代はアルバイトの掛け持ちに加え、勉強や部活も入っていたので今思えばなかなかハードな生活をしていました。
大学卒業後は正社員で就職しましたが、お給料は高くなく、休日はバイトをしていたので、仕事の大変さはここで体感してきたと思います。
夫のように"働くのが好きで堪らない"タイプではなく、家庭や経済的な事情でアルバイトを掛け持ちしていたので、割とストレスフルな日々でした笑
第一子妊娠中は仕事をしていましたが、妊娠後期になり、切迫早産で入院したのを機にそのまま産休に入らせていただいた時は「もうしばらく仕事をしなくてもいいんだ」と、とてもホッとした気持ちになったことを覚えています。笑
専業主婦になった理由
専業ママになったことで専業主婦が向いているとわかった私ですが、そもそも専業主婦になるきっかけはなんだったのかをこれから書いていきます。
- こどもの保育園問題
- 職場の通勤時間問題
- 夫の仕事問題
専業主婦になった理由❶こどもの保育園問題
私が住むのはこどもが多い保育園激選区。
1歳児の入園は難しいことは理解しつつ、0歳のうちは一緒にいたい気持ちが強かったので1歳児入園で保育園を申込みました。案の定保育園は落選。入園待ちをしている間に次の子を妊娠し、第二子も全く同じ状況で妊娠。第三子も1歳児入園で申込みましたが落選しました。日々の育児に追われるうちに、体力的な不安も感じ、退職を決意しました。
専業主婦になった理由❷職場の通勤時間問題
妊娠を機に夫の職場に近い場所へ引っ越した私ですが、職場への通勤時間は2時間程度と遠くなりました。勤務地は各地にあったのでこどもが産まれた後は時短勤務での復帰を考えていましたが、元々の定時が20時だったため、時短勤務でも18時まで勤務しなければなりません。電車や徒歩を含めると延長保育のお迎え時間に間に合わず、復帰が難しい要因の一つになりました。
専業主婦になった理由❸夫の仕事問題
上記の理由は夫婦で協力し合えば復帰できるのでは?と感じた方もいるかもしれません。しかし先述した通り、夫は仕事が生きがいで、仕事に穴を開けることが難しい状況にありました。勤務時間も長いので、私が家のことを担い、夫をサポートするということで自然とまとまりました。
専業主婦を選択した時の経済事情
専業主婦を選択したと聞くと「経済的に余裕があったんでしょ?」「旦那のお給料で生活していけていいな」そんな風に思った方もいるのではないでしょうか?
確かに生きていくことはできましたが、家計は火の車。育休手当やお祝い金も生活費に消え去り、ギリギリ暮らしをしていました。笑
導入で話した、ワーママの友人に「専業ママなんてすごいね」と言われた理由の一つにはこれがあります。
ワーママの友人たちも経済的な状況は同じような水準でしたが、日々の出費を切り詰めるストレスや遊びに行ける場所が限定される、欲しいものを我慢する、そう言ったことよりも、こどもを預けてお金を稼げた方が良いという理由でワーママを選択していました。
私は、小さい我が子と共に過ごせる今の時間を選びましたが、家計簿とにらめっこする日々ではありました。そんな中でも心の余裕を持つことができたのは、夫も自分の買いたいものを我慢し、質素なご飯を喜んでくれ、一緒に私の希望に寄り添ってくれたことがとても大きいと思っています。
ワーママより専業ママの方が楽だと思う理由は?まとめ
ワーママも専業ママも、個人の性格や家庭状況によって大変さは違います。
そもそもこどもが生まれた時点でどっちを選んでも大変!というのが正直なところなので、どちらの方が大変かを一般論で述べることはできません。
ワーママになった友人の中には
「復帰はしたくないけど家が欲しいからそのために頑張ろうと思った」
「仕事が好きだから早く復帰したかった」
「子育てが辛くてしんどかった」
「働くのは大変だけど、やっぱりお金がもらえるから仕事を選んだ」
など様々な意見を聞いています。
どちらを選ぶにしても自分の心に少しでも余裕ができる方を選ぶことができれば"こちらの方が楽"と感じるのではないでしょうか。将来設計や経済的な事情、体力的・精神的な事情を含めて、後悔のない選択を取れるよう願っています。
「【専業ママ側】ワーママより専業主婦の方が楽だと思う理由とは?」最後まで読んでいただきありがとうございました。