「子育て中ご飯作れない」はなぜ?心も身体も満たされる食卓の工夫
こんにちは、ののみです。
私は現在、7歳5歳3歳のママです。
独身時代は休みの日に何を作ろうかワクワクするくらいには料理が好きでしたが、こどもが生まれてから、育児疲れやこどものぐずりで中断、食べずに遊ぶ現実を目の当たりにし、すっかり料理をする気がなくなってしまいました。
ご飯を作れない自分に落ち込んだり、自分を責めて辛くなったり・・・そんな日々を変えたくてさまざまな事を実践した結果、今は食に対して穏やかに向き合えています。
昨今のSNSでは、積極的に冷凍の宅配幼児食を勧めているインフルエンサーも多いですが、個人的には、馴染みがない、量の割にコストがかかるという点で抵抗がありました。
そこで本記事では、元々料理好きだった3児ママの私が、こどもを産んでなぜご飯を作れなくなったのか、過去の経験談や冷凍食品は使わず、心と身体を満たすために実践してきた食卓の工夫も合わせてご紹介していきます。
この記事を書いた人
- 30代3児のお母さん
- 社会に出るとポンコツな専業主婦
- 旦那さんが大好きすぎる妻
- ズボラでめんどくさがり
- 保有資格:社会福祉士、介護初任者研修、運転免許
- 育児・ママ友・夫婦関係・義実家付き合いなどを投稿
- 主婦の気ままな雑記ブログ
本記事の内容
- 1. 「子育て中ご飯作れない」はなぜ?3児ママの過去経験談
- 1.1. 1人しかいないのにご飯が作れないなんて・・・と悩んだ日々
- 1.2. こどもが作ったものを食べるかどうか問題
- 2. 子育て中のご飯:冷凍食品に頼らなくても、心と体を満たす工夫とは?
- 2.1. 子育て中ご飯を作れない問題を解決:身体を満たす食卓の工夫
- 2.1.1. ❶すぐ食べられる野菜や果物を買っておく
- 2.1.2. ❷冷凍ご飯を常備
- 2.1.3. ❸飲み物からも栄養補給
- 2.2. 子育て中ご飯を作れない問題を解決:心を満たす食卓の工夫
- 2.2.1. ❶買い物の負担を減らす
- 2.2.2. ❷こどものご飯はなんでもいいからお腹に入ればOKとする
- 2.2.3. ❸ママが食べたいものを買っておく
- 3. まとめ:子育て中にご飯が作れないと悩むすべてのママへ
「子育て中ご飯作れない」はなぜ?3児ママの過去経験談
子育て中と言ってもこどもの発達段階やママの体の状態によってご飯を作れるかは変わってくると思います。
末っ子が3歳になった今も、時短簡単レシピばかりですが「子育て中になぜ食事が作れないのか」その理由を月齢ごとにまとめてみたいと思います。
- 産後〜生後8ヶ月ごろ:産後の身体の回復が万全でない&こども夜間授乳や夜泣きで睡眠不足
- 生後8ヶ月〜2歳ごろ:後追い&なんでも口に入れるので寝ている時以外目が離せない
- 2歳〜3歳:イヤイヤ期&構って!遊んで!抱っこして!&好き嫌いなどの自己主張が激しくなる
産後の体は元気そうに見えても大ダメージを負っているので本当に疲れやすくなっています。ボロボロの体で徹夜生活が始まるので、心も体も限界でした。(限界すら超えていた気がする・・・笑)
大事な我が子のために頑張っているのに、ママが倒れたら本末転倒ですよね。
なのでこどもが落ち着いたら、ご飯を作るよりも休む時間が第一優先でした。
我が家の事情で言うと、こどもが夜寝ない子だったので、2歳ごろまでは夜通し寝られませんでした。
また、2歳差で3人育児をしているので、喧嘩の仲裁や次々くる要求に応えていると、食事作りにかける時間はどんどん減っていきました。
1人しかいないのにご飯が作れないなんて・・・と悩んだ日々
3人育ててるから料理が難しいんでしょ?と思った方もいると思いますが、「子育て中ご飯が作れない」と感じたのは1人目の産後からです。
むしろ1人目の時が一番大変でした。
理由は、初めての子育てで、手抜きの仕方がわからなかったからです。
慣れない育児、数ヶ月に及ぶ徹夜(夜間授乳)生活。少しでも泣いたら「どうしたの!?」と抱っこに駆けつける(1人目はそんなもんですよね?笑)。
赤ちゃんがいて、体の回復もままならない状態なのに、今まで通り料理も家事もちゃんとやらなくちゃ!と意気込んでしまい
こどもが沢山いるママでもちゃんとご飯を作れているのに、なんで1人しかいない私は作れないんだろう
と自分を責めてそれはそれは苦しい時期でした。
こどもが増えるたび、みるみる手抜きが上手になり(笑)、3人いる今の方が食事作りの頻度は上がっています。
こどもが作ったものを食べるかどうか問題
こどもが小さいうちは”大人のご飯づくり”と”こどもが食べるご飯作り”の二重で手間がかかると思いますが、自分でご飯を用意できないこどもの食事は必ず用意しなければ生きていけません。
疲れた体に鞭打って、時短レシピや簡単な煮込み料理など、1品なら作れそう・・・と頑張っても、問題なのはこどもがそれを食べるかどうかというところ。
その1品を食べなかったら、こどもにとってはご飯がないのと同じですよね。
特に、気分で食べない、好き嫌いなどが出てきた2〜3歳児の食事の支度には頭を悩ませていました。
食べないかもしれないご飯を作るなんて気が重すぎる・・・
作ったご飯を食べない我が子にイライラしてしまいそう
そんな気持ちも、ご飯作りへのハードルを上げていきました。
子育て中のご飯:冷凍食品に頼らなくても、心と体を満たす工夫とは?
心と体を満たすには、栄養をしっかり摂ることが大切です。私自身、冒頭で書いた通り、冷凍の幼児食には抵抗がありました。
なのでここからは、それらを使わず、"手間をなるべく減らして栄養を摂る"というテーマのもと、実践してきた方法をご紹介します。
子育て中ご飯を作れない問題を解決:身体を満たす食卓の工夫
- すぐ食べられる野菜や果物を買っておく
- 冷凍ご飯を常備
- 飲み物からも栄養補給
❶すぐ食べられる野菜や果物を買っておく
我が家は加熱調理しなくても良い野菜や果物を常に2・3日分置くようにしました。
もし食べなかったら腐らせてしまうのでは?と心配になる方もいますよね。
しかし「ダメになってしまう前に食べよう」という意識も生まれ、積極的に野菜や果物を食べる習慣ができるのでオススメです。
こどもに関していうと、野菜は食べなくても果物は好んで食べるので、我が家は果物が野菜代わりでした。
特に一年中食べられるバナナや、季節によって、ブルーベリー、さくらんぼ、プルーン、イチゴ、マスカット、ブドウなどは皮剥きの手間もほとんどないので重宝していました。
「体調不良でどうしても食べられない・・・」という時でも、ジップロックに入れて冷凍庫へ。
後日冷凍フルーツとして楽しめます。
農林水産省のHPでも、野菜や果物を食べるメリットについて書かれているので参考に載せておきます↓
野菜や果物には、ビタミンや食物繊維が豊富に含まれています。がんや心臓病の予防には、たっぷりの野菜と毎日果物をとることが効果的です。
ビタミンは主に13種類あり、それぞれ重要な役割を果たしています。ビタミンCや、緑黄色野菜に多いβ‐カロテンには発ガン物質が体内で作られるのを阻止する働きがあります。また、ビタミンA、C、E、ポリフェノールなどの栄養素には、体内の細胞や組織を酸化させ生活習慣病の原因となる「活性酸素」の発生を抑える作用があります。
食物繊維は「腸の掃除役」として知られ、生活習慣病の予防に役立ちます。野菜、果物、大豆などの豆製品、海藻など、特に種や皮ごと食べるもの、歯ごたえのあるもの、ヌメリのある食べ物に多く含まれています。
さらに、野菜や果物には血圧を下げる働きがあるカリウムも多く含まれます。
ですので、生活習慣病の予防に効果のある野菜や果物を、毎日積極的に食べましょう。
引用:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics2_04.html
❷冷凍ご飯を常備
バタバタしていてご飯を炊き忘れた時や、ご飯を炊くこと自体が面倒な時は冷凍ご飯が活躍しました。
母体が比較的元気な時に(笑)、たくさん炊いて1人前ずつ冷凍しておきます。
それ自体も手間ですが、パックのご飯を買うより価格が安く抑えられるメリットがあります。
(総務省統計局の「小売物価統計調査(2023年3月東京都区平均のお米価格)」と炊飯の電気代を加味して試算したところ、お米1食(200g)あたりおよそ47.5円だそうです。)
こどもが急にお腹すいた!と言った時に、温めてふりかけをかけて出していました。
お米はお腹に溜まる上、腸内環境も整えてくれるので、食べてくれたら安心でした。
冷凍したご飯は約1ヶ月持つそうなので、1度やってしまえば毎日ご飯を炊かなくても済んで楽ちんです↓
炊いたお米がおいしく食べられる期間は、保存方法によって異なります。
炊いた後常温で保存していたお米は数時間、冷蔵庫で保存していたお米は半日~1日、冷凍保存していたお米は約1ヵ月程度が目安です。
冷凍が最も長期間保存できるため、すぐに食べない場合は冷凍することをおすすめします。
炊いたお米を常温で放置していると、食中毒を引き起こす菌が繁殖するため、常温での保存はすぐに食べる場合以外避けましょう。
引用:https://furunavi.jp/discovery/knowledge_food/202403-rice/
❸飲み物からも栄養補給
子育て中はご飯を作れないだけではなくて、ご飯を食べる気力がない時もありますよね。
そんな時の補助として飲み物から栄養補給も選択肢の一つです。
こどもたちも「ご飯は食べないけど飲み物は飲む」という時もあったので重宝しています。
私は、疲れ切った時はお肉や魚、卵などを受け付けなくなり、タンパク質不足になることが多かったので、それを補える飲み物を補給していました。
カフェラテをミルクたっぷりにしたり、プロテインも栄養補給になります。
ちなみに粉のプロテインがどうしても気持ち悪くなってしまって飲めなかったのですが、SAVASの液体のプロテインは飲みやすかったので、いろんな味を試して飲んでいます。粉がダメだと言う方は、コンビニでも売っているのでぜひ試してほしいです!
また、プレーンヨーグルトに蜂蜜と牛乳を入れた飲むヨーグルトは、簡単に作れてこども達も大好きでよく作っています🎶
子育て中ご飯を作れない問題を解決:心を満たす食卓の工夫
- 買い物の負担を減らす
- こどものご飯は何でもいいからお腹に入ればOKとする
- ママが食べたいものを買っておく
❶買い物の負担を減らす
子育て中ご飯が作れない問題の一つには、食材の調達が大きなハードル。こどもの機嫌が悪くて買い物どころではなかったり、抱っことなればそれだけで重たくて満足に食材を買うことができません。
と言うことでののみ家はネットスーパーのヘビーユーザーです。
最短当日に配達してもらえますし、新鮮な野菜や果物、重たい飲み物も自宅まで運んでもらえて最高です!
自分やこどもが体調不良で買い物に行けない時なども重宝しています。
❷こどものご飯はなんでもいいからお腹に入ればOKとする
3人育てる中で分かったことは、いくら頑張ってもこどもって食べない時は食べないんですよね。笑
作って食べないとダメージがあるので、食べたいと言ったら出すスタイルで、常備してあるトマトや果物を出したり、白いご飯をそのまま出してみたり。時にはポテトと飲み物だけ。時にはゼリーだけ。
その時に「美味しい」と思って「何かしら」食べられたら、食卓はニコニコ笑顔で包まれます。
時間通りに食べられなくても、バランスよく食べられなくても
「お腹がすいた。」と思って食べたご飯を「美味しいな。」って食べられたらもう100点満点ですよ!
❸ママが食べたいものを買っておく
心を満たす第一位はコレです!家族の心と身体を満たそうと頑張っていても、ママが満たされていなかったらその食卓は持続しませんよね。
こどもができると、ママは残飯処理係になりがちです。
家で食べても、外食をしても自分のことは後回し。
こどもが残すから勿体無いし残り物食べよう
こどもが食べられるものを用意しなきゃ!あれ?私、自分が食べたいものいつ食べた?
なんてママも多いのではないでしょうか。
パパは気にせず辛いものを頼んだりしてずるい!と密かにイライラしていた私ですが、自分が食べたいと思ったものを買う、自分だけの特別な食べ物を用意しておくことで、パパへのイライラも半減し(笑)自分もニコニコで食卓を囲めることに気がつきました。
まとめ:子育て中にご飯が作れないと悩むすべてのママへ
子育て中に料理ができないのは、決して怠けではなく、ママの心と体が限界に達している証拠です。
大切なのは、無理をせず、自分が少しでも楽に、そしてこども達と共に笑顔で食卓を囲めるような工夫を取り入れること。
日々の負担を軽減しながら、心も身体も満たされる食事を楽しんでいきましょう。
私自身、家族のために頑張って料理を作る日々の中で気づいたことがあります。
それは、無理せずに自分を大切にすることが大前提だということです。
ご飯作りはもちろん大切ですが、時には手を抜いたり、冷凍食品や簡単な調理法に頼ることも全く問題ありません。
私自身は、冷凍食品は使いたくなかったので、すぐ食べられるものを常備することで手抜きをする方法を考えてみました。
手抜きの仕方もたくさんあるので、自分に合うものを実践していけたらいいですね。
心も体も満たされる食卓を目指すためには、ママ自身の気持ちや健康も大切にして、無理せず続けられる工夫をすることが一番です。
というわけで今回は以上です。